どんぐり倶楽部の意見

宿題が子どもたちのためによくないという意見としては、どんぐり倶楽部が有名です。

どんぐり倶楽部の考えたかたには共感するが、この ”子どもに宿題をやらせない” どころか ”親が代わりにやりなさい” というところが引っかかって家庭学習にとりいれられないという方も多いです。

世の中の常識からすると偏った主張、言わなければどんぐり倶楽部を利用する家庭がもっと増えるだろうに、敢えて主張するのはなぜか?

「宿題を親がやるなんてあり得ない」と言う前に、なぜそんなことを言うのか、そこを掘り下げて考えてみるとよいでしょうね。

以下、どんぐり倶楽部のブログより一部引用

宿題が子供の思考力養成の邪魔する...確定です。この検証のためだけに2年もかけましたのでもういいでしょう。 自然がいっぱい。毎日遊ぶ友だちもいる。時間の流れもゆったり。どんぐり時間もある。スパルタ教育のお母さんもいない。実はストレスかけてる人もいるが、それほど影響していない。 それなのに、なかなか進化しない。思考の忍耐力も育たない。ゲームをやってる子は、御多分に洩れず酷い。しかし、やっていない子もいる。高学年で自分をコントロールできる子は多少の進化はする。しかし、やはり非常に限定的だ。 こうなると、学習環境に、一見、不調の原因がない。...そう、宿題以外には、ないのだ。そこで、宿題を確認する。...そう、宿題をするテンポでしか勉強しないのだ。「ササッとチャッチャッとやってしまう」宿題のテンポでしか勉強はしないように育っているのだ。 宿題は、どんなに多くても同じことしかしていない。することの目先が変わる(項目が増えたり変わったする)だけでどの宿題も、「ササッとチャッチャッとやってしまう」ものなのだ。 そんなものしか、宿題には出ないのだ。時間がかかる子は、丁寧なのではなく、「嫌々ダラダラやっている」のだ。基礎基本を確かなものにするため?基礎基本を保証するため?バカも休み休み言え。 学校の中のみならず、校外学習での学習スタイルまでも、最低の学習習慣を付けさせて、何の基本だ?実は、これが、校外学習の基本(お手本)になっているのだ。 だから、「ほんの5分10分の宿題だから影響ない」ことはないどころか、決定的な影響があるのだ。「ササッとチャッチャッと」「嫌々ダラダラ」では、どちらも100%思考の忍耐力など育たない。 お願いだから、こんな最低の学習習慣だけは育てないでくれ。学年✕10分...?...考えない時間を強化してどうする!学校ぐるみで家庭ぐるみで親がかりで、はたまた、おじいちゃんおばあちゃんまで巻き込んで、宿題テンポなんか育てないでくれ。 ほんのちょっとアレンジするだけで、お見事3点セットになるのに、全く逆の工夫で潰しにかかる。 私立なら...付属なら...全く関係なくまるでダメ。やってることは同じ。特に大事な小3までの宿題が、判を押したようにお粗末。 結局は、何も知らないし、見ようともしていないのだ。見れば分かるよ。普通に見れば分かるよ。話をすれば5分もかからないよ。その子の才能、家庭の状態、親子関係、現状の問題点、修正の可否、修復にかかる時間と処方。プロなら100%分かる。 もう一度書いておく。思考力養成の邪魔をする宿題を毎日していることが原因で、子供達は思考力養成が出来ない状態になっている。 学校での授業が悪いという人もいるが、そこは関知しない。校外学習が【問題】なのだ。それは、家庭に入り込んでいる宿題である。 学校の宿題(少なくとも「お粗末3点セット」という、教科書の読み・漢字ドリル・計算ドリル)は、学年が変わっても、する項目が変わるだけでやっていることは毎回同じコピー学習であり全く処理方法の難易度も変わりません。酷いところでは、驚くべき「3点セット+α」まであり、呆れる。 マス計算、音読計算、作文、問題の書き写しの付加、間違い直しや宿題忘れの刑罰としての宿題増加 進化するには、処理方法の難化(手順の複雑化)が必須条件ですが、それをしないように仕組まれていますので、この最も貧弱な処理を毎日していると、進化ということに対してストレスを感じますので、半自動的に無意識に進化条件を避けるようになります。つまり、思考の忍耐力が全く出来ない体質になってしまいます。 この影響は、抵抗力が少ない低学年、また、素直で純朴な伸びる要素を持っている才能ある子に大きく悪影響を及ぼします。 つまり、言われたことを守ろうとすればするほど自分の才能を潰すように仕組まれているのです。自家製時限爆弾の作り方を教えているのです。このような状態を毎日何年も続けていては、どんなに才能があってもその才能が日の目を見ることは、まずありません。 1週間に1回のどんぐりをしていても、毎日の宿題をしていては非常に厳しいですし、どんぐりが本来めざしているHybrid思考回路はとうてい育つものではありません。

引用元 http://plaza.rakuten.co.jp/donguriclub/diary/201506200000/

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