「宿題が終わらない」小学生3人が集団自殺未遂

日本ではありませんが、日本以上に学歴社会と言われる中国でのお話です。

日本でも、家に帰ったら学校の宿題と家庭学習、塾の宿題で勉強漬の子は多いでしょう。中学受験をする小学6年生はかなり過酷な毎日を送っていて、チック、自傷行為、体に異変がでても、走り出した中学受験は止められないとばかりに無理をさせますからね。

中国江西(こうせい)省九江(きゅうこう)市内の救急センターに3名の小学生が搬送された。全身傷だらけ、中には血まみれになっている子もいたそうだ。3人は建物の2階から転落したらしい。幸い命に別条はなかったそうだが、彼女らはメディアの取材に対しなんと「宿題が終わらなかったのを苦に自殺をはかった」と語ったというのである。 中国メディアの取材に応じたのは黄婉テイ(こう えんてい)さん。10才の小学5年生だ。自殺をはかった日、彼女は宿題が終わらず提出日当日も学校をサボってずっと宿題をしていたそうだ。 6年生の王歓(おう かん)さんと孔歓(こう かん)さんも学校に行かず婉テイさんと一緒に宿題をしていた。だが、丸一日かけても終わらない。そのとき孔歓さんがこう提案した。「死んだらもう宿題をしなくてもいいよね。みんなで死のう」 王歓さんもそれに同調。2人の6年生に対し婉テイさんは最初は死にたくはなかったそうだ。しかし、先生からの罰を考えるとそっちの方が怖くなり、死ぬことを決意。3人で2階から飛び降りたのだという。6年生2人も自殺をはかったことを認めている。 3人が通う学校の校長は「宿題については担任から『3時間あればできる程度の量』だったと報告を受けている」とコメント。また、「警察も子ども達は遊んでいる間に2階に上がってしまい、下りられなくなって飛び降りたと聞いている。あれは自殺ではなく事故だ」としている。 学校側はあくまで偶然の不幸な事故であることをから強調だ。なお、命に別条はないとはいえ3人とも重傷を負い現在も入院中である。 中国の教育現場での子どもへのプレッシャーはすさまじいものである。怪我で済んだのが不幸中の幸いだろう。今回の件を通し、学校の宿題の量と体罰の有無だけではなく、教師と子ども達との日頃のコミュニケーションの有り方についても論議を呼び起こしそうだ。

引用元:http://rocketnews24.com/2011/09/22/133075/

 

学校は会社
 
宿題は持ちかえり残業
 
塾は掛け持ちの会社の仕事
 
メディア系の遊びはパチンコやスロット(凄い光と音の暇つぶし)
 
 
スポ少や部活は会社の付き合いや接待ゴルフ
 
いじめはパワハラ
 
遊びよりもやりたがる習い事・スポ少・部活は高度な遊び
(親が声掛けしなくても自主的にやるもの)
 
に置き換えると子どもたちの状態が見えてくる。

 

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