宿題は「やらなければならないこと」なのか。
そもそも「宿題」は子どもにとって『やらなければならないこと』なのか?
『やれと言われていること』ではあるが、子どもの成長と社会に出る準備として『やらなければならないこと』なのか、一度、立ち止まって考えて欲しい。
「宿題やったの?」
「まだ宿題やってないの?(怒)」
「いつになったらやるの?」
「あんたそんなんじゃまともに生きていけないよ!」
「終わるまで寝させないよ!」
「終わるまで遊びに行っちゃダメ!」
「こんな問題が出来ないの?」
「泣いたって駄目だからね!」
こういうマイナスの言葉や態度を毎日受け続ける子どもの心と頭の成長についても、深く考えて欲しい。
そして、宿題を頑張ってやってきた子たちが小4辺りから躓きだし、中学では半数以上の子が塾に通い、学校の授業で習うことをまた教わり、予想問題で定期テストを乗り切っている事実にも目を向けてほしい。
宿題が嫌で不登校になる子もいる。
宿題が終わらないから学校に行くのを拒む子もいる。
そういう事実にも目を向けてほしい。
やらない方が悪い、自己責任だと切り捨てるのではなく。