親が楽をすると

実はとても楽

子どもにこういうことを言うのは、一見嫌で大変です。

「宿題したの?」

「先に宿題しちゃいなさい!」

「宿題はいつやるの?」

「はやく宿題やりなさい!」

 

でもね、実はとても楽なんです。

子どもが自分から動き出すのを待つよりも楽です。

子どもに必要な分量か質かをいちいち精査しなくていいから楽です。

子どもに合わせる必要がないから楽です。

怒らないように自制するより楽です。

わからない子どものこれまでの子育てを見直すより楽です。

ただ命令し、小言を言い、怒鳴っている方が楽なんです。

わからない子どもを怒鳴り散らす方が笑顔で我慢するより楽なんです。

(さらに解決にならない塾に預ける選択肢も楽です)

 

 

楽をすると躓きがみえない

楽をすると、我が子がどこで躓いているか、何を理解しているかいないかがみえてきません。

子どもの心が荒れている事や、荒れる原因がみえてきません。

子どもの小さな成長に気がつきません。

テストで丸だった、100点だったと言って安心している多くのお母さんが高学年や中学生になって慌てて塾通いを始めるのは、我が子の状態をみるというとても大切で面倒なことをさぼった結果です。

学力養成に何も役立たないどころか、やればやるほどわからなくなる「宿題の内容」に気がつかず、飴と鞭で「宿題をやる」「机の前に座っている」状態にして安心してしまった結果です。

 

 

とても不思議です

親子で有意義に過ごすはずの時間を奪われ、

親も子どももイライラする原因になり、

頑張った結果、多くの子どもが簡単な算数に躓くようになる学校の勉強と宿題を、なぜこれほど「絶対視」するのか本当に疑問です。

 

 

ストレスは大敵

大人になったら嫌なこともしなければいけないからと、何の意味もない作業レベルのストレスを子どもに与え続ける方は、こちらを見てみると良いでしょう。

子ども時代に過度のストレスを与える弊害を理解してください。

小学校の先生にも是非見ていただきたいですね。

NHKスペシャル 6月18日 160618 キラーストレス 第1回 NHKスペシャル 6月19日 160619 キラーストレス 第2回

勉強は子どもにとって最大級のストレスです。 自主的に学ぶ場合は楽しいことですが、やらされる作業レベルの勉強(計算ドリル・漢字ドリル等)は最悪です。

ストレスで脳細胞が破壊されるんですよ? (詳しくは動画をごらんください)

まさか勉強ならいいとでも思っていたわけではないでしょうね。

 

 

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