宿題代行サービス
宿題代行サービスってなに?
”宿題代行サービス” というものが世の中に知られてきたのはここ2~3年のことでしょうか。
ネットで ”宿題代行” と検索すると多くの業者が出てきます。 個人でやっているところが多いようですが、法人がやっているところもそれなりにありますね。 さらには大学の卒論、会社の昇進レポートなどまで…。
夏休み前になるとまたテレビで騒ぎだすかもしれませんね。
【小~高学生】 ドリル1冊 5,000円 作文・感想文 400字詰原稿用紙1枚 3,000~5,000円 自由研究 5,000~20,000円 ポスター 18,000円
【大学生】 卒論 20,000字 160,000円~200,000円
使ってはいけない
ビックリです。
中学受験をする家庭では塾の ”夏期講習” と ”宿題” が忙しく、学校の宿題をするのは時間の無駄、だから宿題代行サービスを使うというのが一般的なのかと思っていましたが、どうもそれだけではないようですね。
宿題の内容については、”時間の無駄” だというところには共感できますが、これはやってはいけませんね。
宿題が無駄だと思えば、先生にこれは無駄だからさせませんと言えばいいのですから。 家庭学習については家庭で用意しますので結構ですと伝えればいいのですから。
弊害の多い宿題から子どもを守るためではなく、もっと悲惨な心を病むような毎日8時間以上の塾&宿題漬に落とし込むのですから、宿題代行サービスを子どもに正当化することができません。
ばれなければいい、お金で解決すればいい、そういうお手本を親が見せるべきではありません。
大学生に人気
さらにこの宿題代行サービス、大学生のアルバイトとして人気だそうです。
代行業者に依頼が集中するのが夏休みで、大学生も夏休みなので時間が空いているから人を集めやすいのでしょうね。
大学生にしてみれば、中学受験の専門的な問題ならいざ知らず、小学校の教科書レベルの問題ならそれほど苦労しませんし、塾講師や家庭教師のようにコミュニケーションをとらないといけないわずらわしさもありません。
家で隙間時間を使って効率よく稼げるというところが人気だそうです。
そういうバイトをしていれば、自分が卒論を代行業者に依頼するのも罪悪感は感じないでしょうね。